八ヶ岳の雲上の宿からの景色と夕焼け~ペンションぽっかり雲
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ハナオクラを広げる会
この会は花オクラの育成、鑑賞、食材や染料等の勉強会と情報交換を通じ、
農業
そしてものづくりの好きな方々との輪を作るコミュニティです。
レモンイエローの大輪の花は、見てよし、食べて美味しく、染めもOKと三拍子揃い。
和の素材としても洋の素材としてもどのようにでもアレンジでき、生でもボイルしてもOKです。
蓼科の食材として地域全体で取り組んで行けたらとの熱い思いで、取り組みました。
しかしいくつかの問題点がなかなかクリアーできなく、地域全体での取り組みは断念しました。
(花芽がつくまで他で育てて、ペンションに持ってきたとしても、ほとんどそこから育たない。)
(毎朝、摘み取る必要がある。育つ環境の所に植えても、毎朝摘み取りに行かなければならない。)
(中のめしべやおしべを取ってボイルしてしまえば2,3日はもつ。)
とりあえず数人の仲間で取り組んで色々研究しています。
興味のある方はご連絡下さい。是非一緒に研究してみましょう。
花オクラの特徴
トロロアオイとも呼ばれ中国が原産地です。
背丈は1~1,5m程になり黄色い
20~30cmくらいの鮮やかな大輪を咲かせます。
花はオクラと同じように粘りあるヌメリ感があり、サラダ、
天ぷら、酢の物等でいただきます。
また生で千切りにしたり、花びらそのままサラダに盛り込んだり、
茹でて使ったりします。
<花オクラの茹で方>
花を摘んだら冷暗所に。
(時間と共に色が変化してくる)
ガクとめしべを取り沸騰した湯にお酢を少し入れてさっと茹でる。
茹で上がったら冷水に取り、
水をよくしごく。
ハナオクラの広がり
2005年…いくつかの問い合わせがあり、少し広がってきたのかなと手ごたえを感じました。
2006年…各方面からの問い合わせや、花の写真、料理の写真など注文がありました。
またお客様で種を分けてほしいと希望される方もいました。
色々な情報を集めると、九州地域では出荷もしているようです。
また名古屋のほうでも栽培している方が何人かおられるようです。
色々な地域で栽培が始まったようですが、蓼科の空気に勝るものは無いと自負しております。
この地で育った花オクラは最高品種だと自画自賛です!
2007年…種を希望されるお客様が増えて発送しております。
色々お伝えしたい事もありますので、種の発送は一度ペンションにいらしたお客様に限らせて頂いています。
2008年…各方面の地場野菜コーナーで、ハナオクラが出回り始めました。
時間が経つと色が変るので、冷蔵の所に置き保冷材を入れて販売するなど、苦労しているようです。
2009年…ハナオクラの保存方法を色々試していましたが、うまくいく方法が見つかりました。
花を摘んだら中のめしべを取り、開いている花を丁寧にしぼませて、
タッパーなどの容器に並べ冷凍保存。
使う時は冷凍のまま茹でる。中のめしべを取っておくのがポイント。